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■巫術：転移（ふじゅつ：てんい） 各作品のデータ 新2 効果：味方1人に付着している封じ・状態異常を敵1体に移す説明：巫術によって悪い効果を敵に移すスキル 詳細：アクティブ・補助：巫術（Lv10） / 消費TP10～TP16 / 頭、LUC前提：巫術マスタリーLv7（必要SP7＋自動習得）習得：ドク 新世界樹の迷宮２でドクトルマグスが習得できるスキル。 味方1人に付着している封じ・状態異常を敵1体に移す。 体験版では状態異常を回復する数少ない手段として重宝する。テリアカβ高いし…… カスメには自分に縛りをつけるスキルがあるので、コンボにできるかも。 まず封じ・バステを回復し、その後それが敵に移るかどうかの判定が行われる。失敗すれば異常もそのまま…という訳ではないので、単純な回復スキルとしても使える。 いかんせん単体なので、広範囲にバステや封じをばらまいてくる相手には苦しい。 金マグ子だと「えんがちょ！バリアー！」とか叫んでそう。 状態異常と封じを同時に回復できる貴重なスキル。Lv1でも封じ解除数に制限がないのも高ポイント。 バステ回復できたのかこのスキル 今までドラッグバレットと傷舐めでなんとかしてたわ… ストーリーでの数少ない異常回復手段。クロエが石化すると壊滅状態になる人も少なくはないはず バステ回復のみでも非常に優秀なスキル。しかし、序盤はやや消費TPが重い。 フィールド上では使用できないのでストーリーモードでの石化の対処に困る。・・・クロエが石化したらおとなしくテリアカβ使いましょう Lvを上げても消費とバステ付与率が上がるだけなので、1取るだけで異常＆封じ回復として十分な働きをしてくれる。実際は結界のために最低3は取るだろうが。 ファーのアブソーブより全然便利だと喜んでいたら、頭を封じられて使用不能になり焦った。 巫術：転移は相手を指定できる。アブソーブは自身のみで、消費も若干重く、Lv5まで上げないと実用的でないが（前提を含めるとSPは8必要）、使用するとフォースゲージを上昇させる。 ちなみにアブソーブは使用に際して必要な部位が無いので、どこを封じられても平気。それぞれ特徴があるので、状況によって巫術：転移と使い分けるといいかも。 ケミに使わせたら封じ成功率upが付いてたからかもしれないけど十中六、七は移すのに成功した。ケミのLUCのおかげもあるかもしれないけど意外と転移成功率も高い？ 発動した時の「キュウィン！ボワーン」みたいな効果音と演出が好き。そこに成功時の「タン！」が入るとかなり気分がノッてくる スティグマからの転移とかやったら手早く縛れそうだな メディとマグスが一緒に居るPTなら敵バステのターンに先読みでこれを掛けて次ターン頭にメディが一気に回復……ってできるけどそうするくらいならやっぱりマグスに範囲リフレリカバリのグリモア持たせる方が良いような気が 自分から縛る手段はハイランとカスメにあるけど自分から状態異常になるスキルってなんかあったっけ？ カスメのリインカーネートとか？ ↑死ななきゃダメなのと恐怖だから自分が動けないかもなのがなあ…スティグマ＋これで擬似ローズプリズン作戦は難しいな… 巫剣マスタリーのおまけでヒーローに使わせてたら、低LUC故基本移すの失敗する癖にバステをトリガーに特殊行動起こす系に奴にはピンポイントで刺さったりしてテメエ……ってなったりする。した。 ↑そういう敵は罠として耐性低いことも少なくないからねえ 村長「ついにわしらの村にマグス様が来てくださった！ これで子どもたちの命がどれだけ救われることか……」 マグス「これからは私に任せてください。早速ですが、具合の良くない方がいらっしゃるとか」 村人「うちの娘が毒に当たって苦しんどるんですじゃ。どうか、どうか……」 マグス「……この辺りに危険な魔物はいますか？」 村長「は？ いや、この娘を」 マグス「毒を移すのに魔物が必要なのです」 村長「……おっしゃっていることがよくわかりませんが、ここら辺りはいたってのどかで、魔物などは」 マグス「それは困った……では、畑を荒らすクマなどは？」 村長「おりません」 マグス「家畜を襲う狼とか」 村長「おりません……そんなことより子どもを」 マグス「えーと……あ、ヘビくらいはいるでしょ？ そいつに毒を移します」 村人「そんなことしたら娘が祟られちまう！」 マグス「大丈夫、呪いだろうが何だろが、また移せばいいんだから」 村人たち「……この女は魔女だ！ 叩き出せ！！ 火あぶりにしろ！！！！」 マグス「人が助けてやろうってのに、なんだこの無知蒙昧な連中は！ ぶった切ったろか！！」 ↑その村長はマグスの敵、つまりモンスター図鑑にのる、つまり村長は魔物。なので村長に毒を移せばよい。あるいは娘を１度殺してから蘇生させればよい。 ↑2 というかドクトルマグスって魔女なんだけど……。あとミス/ドクとかが治療に使ったら移すのに成功して、ラスボスが石化したりして助かったりする。 Xではサブ習得のリフレッシュ・バインドリカバリが範囲化しないので、素の状態だけ考えればこっちが上位互換。あっちは一斉救護があるけど。 コレめっちゃテリアカ節約できるわ。今までマグス舐めててすみません！ Lv1 スキル習得 消費TP10Lv2～Lv4 転移成功率↑ ／ Lv5 転移成功率↑ 消費TP13Lv6～Lv9 転移成功率↑ ／ Lv10（★） 転移成功率↑ 消費TP16 コメント
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霊騎転移ラスカッチ 光 コスト6 クリーチャー アーク・セラフィム 3000 ■このクリーチャーがバトルゾーンから離れる時、離れるかわりにシフトする。(このクリーチャーが進化でも超次元から出たカードでも無い限り裏返す。裏である間このクリーチャーはゲーム中にいないものとして扱う、次の自分のターンのはじめに、このカードを表に戻す。) ■自分の光のクリーチャーが攻撃する時またはこのクリーチャーが表になった時、相手は自身のクリーチャーを1体選びタップする。 (F)多元宇宙による歪みは、自らの世界と異世界の境界という不可解な空間を生み出した。 作者：あるふぁ シフトのテスト。効果設計が難しい。 名前 コメント -
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マクロ的に見れば、少なくとも児童期ころまでの発達には、順序性が見られると考えてよいようだ。次に問題となるのは成熟性と臨界期である。 成熟説（レディネス）とは能力の発達はある一定の段階になって、体の成熟によってなされるもので、訓練はそれに代りえないとする説である。代表的な研究者はゲゼルである。 ゲゼルは、自然教育のところで紹介したように、ふたつのグループの一方に「階段登り」をさせ、他のグループには一定の時期以降に、階段登りをさせた。すると、当初、後者のグループは階段登りの能力が劣っていたが、それはすぐに回復し、実際にはふたつのグループには差がなかったという実験を行った。この見解にたつと、発達には「成熟」の要素が重要であり、それを無視した早期教育は無意味であるという結論になる。しかし、ゲゼルも後年は、成熟をあまり固定的に考えるべきではないという意見になったと言われている。 成熟説はある能力の発達時期を示すものであるが、ある能力の発達のための条件の限界を示すものが臨界期である。臨界期は、成熟の対概念である。成熟が、ある時期まで特定の能力の発達はないというものであるのに対して、臨界期とは、ある時期を過ぎると、ある能力は発達しなくなるというものである。 絶対的なものではないにせよ、ある能力については「臨界期」が存在すると考えられている。臨界期については、「野性児の研究」が大きな役割を果たしてきた。全く言語のない環境に、出産直後から数年間に置かれたら、おそらく言語の修得はかなり制約されるだろう。また全くものの存在しない、色の変化もない部屋に一人とじ込められて成長したら、視覚や運動能力、あるいは言語・数の概念の獲得は困難になるだろうと想像される。また、絶対音感の形成も臨界期があると考えられている。 もっともこれらは、科学的方法によって証明されたとはいいがたい。ある面では、諦めであり、また努力放棄の言い訳であったりする。 教育は基本的に「実験」の対象とならないことは既に述べた。実験とは対象を操作することであるが、ある仮説の適応例と非適応例を両方必要とする「対照実験」が不可欠になるが、人間を相手にする教育は、そのような対応をとることを、通常拒否するものである。いかなる親でも、積極的に自分の子どもを実験材料にして、野生児として育ててみるようなことを承諾しないであろう。 したがって、何等かの事情によって、野生児として育った例があれば、それは人間の発達に関する貴重な資料を提供することになる。 「アベロンの野生児」として有名なイタ－ルの報告があるので、ここで簡単に紹介する。（短い報告なので、全文を読むように。ただし、一章で説明したように、現在では野性児とは考えられていない。） １８世紀に野生児が流行したことがあった。それらは単なるみせものとして造られた野生児だった場合も少なくない。しかし、このイタ－ルの報告は、彼の詳細な観察によって、野生児としてある年齢まで育ったのではないかと、多くの人に考えられている。 なぜ、長じてから親に捨てられたのではなく、子どものころに捨てられたか、あるいは放置されたかと考えられるのか、イタ－ルは次のように説明している。 彷徨の生活、孤独の生活・服装や家具、家に住むことなどに嫌悪感を抱いていた・臭気がないと思われるものでも、嗅いでみる習癖・咀嚼の際、門歯だけを急に動かす（植物質や小さな動物を食べていたと思われ、カナリアの死体を与えると直ちに羽と毛をむしり、爪で裂き、匂いを嗅いで捨てた）・体中に傷あとがある・当初非常に厳しい監視にもかかわらず、音もたてずに脱走した等によって、４歳か５歳の時にすてられたのだろうと、イタ－ルは想定している。 先に紹介した教職教養の受験参考書は臨界期について以下のように説明している。野性児についての説明のあと 言葉の修得などは２～３歳頃までの言語環境が決定的であり、その学習時期を過ぎてしまうと、ほとんど効果がなくなるという「臨界期」の存在も証明している。臨界期の最も顕著な例は鳥類のヒナが親の後を王「後追い現象」の成立である。孵化後数時間から十数時間にそれが成立した場合、修正がきかないのである。*13) しかし、この記述は正しいだろうか。先述したように、野性児と言われた存在が人間以外の動物に育てられたという証拠は全くないのだから、それが「臨界期」を示す証拠になるというのは、根拠に乏しいし、また、鳥類の後追い現象が正しいとしても、それが「人間の発達」にとっての参考事例になるわけでもない。人間の場合には、そのような「修正の効かない後追い現象」など存在しないからである。 発達段階の定式化は、個々人の発達が、問題なく進行しているか、あるいは、体のどこか、あるいは環境上の問題があるかということを診断するために、必要なものであろう。通常の子どもが、歩き始める時期を、大分過ぎても歩かないとすれば、何か運動神経系統や足に異常があるかも知れないし、またいつまでも、物に反応しなければ、目などの障害があるかも知れない、というような判断で、適切な処置をするためには、そうした通常の発達段階表が必要である。 さて成熟と臨界期は教育にとってどのような意味をもつだろうか。 成熟説にたつと、消極教育、あるいは自然教育的な考え方になる。つまり、人の発達は成熟に規定されているのであれば、無理に早い時期から大人が刺激を与えて教育をしても、それほど意味がない。それよりも発達は成熟によってある時期に自然にもたらされるのであれば、それをじっくりと待って教育を開始したほうが、効果的であると考えることになる。サドベリ・バレイの教育はまさしく成熟説にたつ最も典型的なものである。 それに対して臨界期を重視すると、早期教育論の立場になる。ある時期を過ぎると教育効果がなくなるのであるすれば、できるだけ早く教育を開始しなければならない。将来音楽家にしようと考える親が、早期にプライベートレッスンを開始させるのはこのためである。 ２－５ 転移と退行 ２－５ 転移と退行 更にもうひとつの問題がある。ある能力が発達すると、他の能力の発達に影響するかどうかという問題である。 ある能力が発達すると、特に訓練しなくても別の能力が発達しているというような現象を「転移」という。もし転移が多くの能力に対して生じる特定の能力があるとすれば、それは「一般能力」と言われることがある。その一般能力を高めれば、全体の能力を効率的に発達させることができる。スポーツでランニングを多くのスポーツで訓練として実行するのは、ランニングがスポーツにおける一般能力に近いと考えられているからであろう。逆にある能力が発達すると、別の能力の発達が阻害されたり、あるいは退行が起きることもある。言語能力はその一例と考えられている。 誰でも育った文化圏の特定の言語を使用するが、言語習得以前にはすべての「音素」をもっていると言われている。「喃語」と言われる段階である。しかし、特定の言語環境におかれると、その言語には存在しない「音素」は認識したり、使用したりすることが難しくなる。日本語の母音は５つであるが、ハンガリー語の母音は１４ある。５つの単純の母音環境に育ち日本語を習得した者は、ハンガリー語の母音を正確に認識することは、ほとんど不可能である。 この問題は古来教育の世界で「形式陶冶」「実質陶冶」の問題として認識されてきたことに関係している。形式陶冶とは、知的な能力には一般的な訓練の仕方があり、それを行えば能力が一般的に高まるという考え方である。１９世紀前半期くらいまでの学校では、ヨーロッパでも日本でも形式陶冶の考え方が強かった。そしてその中心が古典語であり、ヨーロッパでは古代ギリシャ語やラテン語を教育の中心科目として設定し、日本では漢文がそれにあたるものであった。そのような一般的な訓練方法は存在せず、それぞれの領域固有の方法で教育せざるをえないと考えるのが実質陶冶の考え方である。 現在では形式陶冶の考え方は否定されており、そのまま教育機関で実施されていることはないが、ただその考え方そのものを全体として否定すべきではないという考えもある。つまり、諸能力は独立して存在するのではなく、共通する部分などがあり、そうした共通部分を重点的に訓練することによって、諸能力を効率的に向上させることができるという考えがあるからである。複雑化した現代では人々が学ばなければならないことがらは膨大なものであり、効率的な学び方の方法は切実に求められている。 スーザン・カーチスは、ジーニーの事例から、言語に臨界期があることを主張している。つまり、通常の言語野である左脳が臨界期を過ぎると通常には機能しなくなり、右脳で処理せざるをえなくなるので、正常な言語機能が発達しなくなるというのである。（スーザン・カーチス『ことばを知らなかった少女ジーニー』p132
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■魂転移（たましいてんい） 作品ごとのデータ V 効果：敵1体の弱体を全て解除し、このターン味方が戦闘不能になると一定確率で復活させる / 補助：弱体解除説明：解除する弱体の数によらず 発動回数は1人につき一度きり 詳細：アクティブ（Lv10） / 消費TP7~21 / 頭、依存STなし / 前提：削弱の瘴気Lv5 闇弱の瘴気Lv5（必要SP16）習得：死遠リパ（Master） 世界樹の迷宮５に登場するリーパー（死を遠ざける死神）の達人スキル。 敵1体の弱体を全て解除し、このターン味方が戦闘不能になると一定確率で復活。 うん、この書き込みの無さ、第六階層ボスの死にそうなパーツに使い耐えそのパーツはそのターン中に吹っ飛ばすという使い方を思いついたがどうなんだろう？ ひとつでも弱体付与していれば使えるのはいいのだが、やっと付与した弱体を解除してしまう系のスキルは累積耐性を考えると使用を躊躇してしまいがち。使用したターンのみであること、全振りでも発動率100パーセントにはならないことも懸念材料であろうか。 ……あ、削弱とか闇弱でもいいのかな？ それなら累積耐性は気にしなくていいけれど、スキルツリー的に泡沫を伸ばしてこっちに振る余裕がないということはありうるかも。 まず弱体（デバフ）と状態異常（バステ）をしっかり区別・理解しようか 全滅するとそのままhageる ★でも確定復活にはならないが、チェイス追撃のような発動する度に成功率が下がるタイプではないので全員復活の目はそこそこある。ただし1回の使用につき1人1度まで。また、戦闘不能になってから復活する処理になっているため強化弱体異常封じ等すべてリセットされる。 Ⅴでは１ターン限りの疑似食いしばりだったが、Ｘでは普通に全体蘇生として運用できるようになった。 Xでも☆にしても確定復活にはならない。ただ、瘴気残留や無限兵装のおかげで連発しやすくなっている 主たる回復役に蘇生を配る形で残したと思われるものの、バグ？により蘇生率は非常に低い。死振り要素と交換されないかな・・・。 不屈の号令といい何故こうも極端なのか… 蘇生率が極端に低い魂転移、Lv1から100%発動する不屈の号令。この辺り修正パッチで直してほしいなぁ たまに成功するんだよなぁ...初代の挑発に近い何かを感じる。 回復職が吹っ飛んだ時に敵一体残して前提止めを成功するまで撃ち続けるのが主な役割 固有ステート消費という共通点を持つ再起活性と魂転移、どこで差が付いたか 贖いの血がその分有能になった説 破陣に状態回復がないし 確率二乗になっている説が濃厚とのこと。あのさぁ… とりあえずLv1を20回くらい試してみたがいまだに復活出来た事がない 素直にネクタル投げるか、サブクラスで蘇生スキル取得すべきだな。 蘇生をこれに頼る構成で進めてたらこの仕打ちだよ… 実は再起活性も２乗になってて、方陣マスタリがものっそい補正してたりしないかな 全然成功しないことが圧倒的に多いのに、壊滅状態で駄目元撃ってみたら三人蘇生してびっくりした たまに成功するというのがやっかいで放置できない重大なバグってわけでもないので修正されないのだろうか もう発売から2ヶ月以上経ってるしなあ…このまま放置かもね wiki曰く、★にすれば半々くらいの確率で蘇生するらしい。蘇生でこんなことするのもおかしい気がするが、博打のつもりで一発打つにはいいかもしれない……? どうしようもない状況で使うには発動が遅いのがネック。せめて発動が早ければ、全滅一歩手前からの立て直しにイチかバチかで使えたかも…。 蘇生したキャラってそのターン中は全くの無防備なわけで(防御すら出来ない)、敵の行動後に蘇生した方が安全だから速度が遅いことは基本的にはメリットになる。状態異常や封じで発動そのものを阻害されるリスクは確かにあるが。 あともう一つ、敵の行動後まで兵装(黒き衣)を維持できるから、結果的にスキル発動までの自身の生存率が上がるというメリットもある。せめて成功率がまともなら十分頼れるスキルになっただろうに勿体ない。 基本後攻蘇生は有用だけど、自分以外壊滅してるような状況ではリパだけ無傷とは考え辛いし、後攻しようもんなら発動すらさせてもらえない気がする コメント
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強制転移（ＯＣＧ） 通常魔法 お互いはそれぞれ自分フィールド上のモンスター１体を選び、 そのモンスターのコントロールを入れ替える。 そのモンスターはこのターン表示形式を変更できない。 コントロール 魔法
https://w.atwiki.jp/hoyoworkswiki/pages/293.html
ゲッゲホッ！ うう！いたたた……。 ゼーレ あ！目が覚めた！お姉ちゃん、気がついたよ！ ブローニャ どうです？私が誰だか分かりますか？身体は問題ないですか？まだどこか痛みますか？ ゼーレ 待って待って、お姉ちゃん、焦りすぎ！ ■選択肢 ① この光景いつかどこかで見たような気がする。 ② またブローニャに心配かけちゃった。 ゼーレ エヘヘ、前回こうなったときは、お姉ちゃんにこってりしぼられたのにね。 ブローニャ う……すみません、あれはあなたを鍛えるためにやむを得ず……でも、今のあなたはもう十分頼りになります。今回の作戦はあなたのおかげで順調にいきました。最後は危なかったですが、無事で良かったです。 その様子だと命に別状はなさそうですね。丸一日気を失っていたのですよ。本当に良かった。 ゼーレ そうそう、お姉ちゃんは居ても立ってもいられず、ずっとご飯も食べてないんだよ～！ ブローニャ ゼーレ！それは言うなと……ゴホン、目が覚めたのなら簡単に今の状況を説明しましょう。 ME社は、律者の攻撃で激しく損壊しました。兵器工場の損傷も深刻です。ただ、幸いなことに製造ラインの1本は復旧できました。ですから、今回の作戦は無駄なものではありません。この収穫は大きなものです。 どうして、律者が私たちにトドメを刺さなかったのかは分かりません。ただ、依然として楽観視できる状況ではありませんが……。 ……詳細はまた今度にしましょう。意識が戻ったばかりの身体に障ってはいけません。ゆっくり休んでください。万一に備えて、エミザにもう一度検査してもらいましょう。 ゼーレ うん、目が覚める前、表情がとても辛そうでびっくりしたわ。怖い夢でも見たの？ 夢で見たことを話した。 ブローニャ 夢の中で眠っていたキアナが目覚めたのですか……この前遊園地でも芽衣姉……律者に会ったと言ってましたね。これは偶然の一致ではなさそうです。 本当に不思議です。まだ記憶も回復していないのに、そのような奇妙な光景を見るなんて。いや、記憶がないからでしょうか。 どういうことかは分かりませんが、きっと何かの暗示でしょう……何だか悪い予感がします。 ゼーレ、姫子に伝えてください。一緒に周囲を調べてみましょう。もしかしたら、脅威はすぐそこまで来ているかもしれません。 ゼーレ 分かったわ、お姉ちゃん。 ■選択肢 ① どうか私も連れてって。 ② すぐに支度するから。 ブローニャ あなたは行かなくていいです。今は身体を休めるのが先決です。よく休んでください。 ゼーレ ん～、どうしても行きたいって目つきだよ。今基地の周囲は珍しく安全だし、少し外に出て動いてもいいんじゃない？ずっと寝ていたら身体がなまっちゃうでしょ？ ブローニャ ……わかりました、では、一緒に行きましょう。あなたの夢が現実になるなら、ブローニャたちには気づけないような違和感を見つけられるかもしれません。 ただ、くれぐれも無理はしないように。……実は崩壊生物の動きが不穏なのです。 ■選択肢 ① ゼーレが言ってた、珍しく安全っていうのは？ ② 崩壊生物の動きが不穏って？ ブローニャ あなたが気を失っている間に、基地周辺の崩壊生物が姿を消しました。何かの予兆かもしれません。もし危険があれば即撤退をします。 一体、崩壊生物に何が……まるで消滅してしまったかのよう。 ゼーレ やっぱり崩壊生物の痕跡はないね。こう静かだと慣れなくて不気味だね。嵐の前の静けさのような……。 ブローニャ ええ、基地の場所はバレてしまいましたし、今のME社の状態では当初の移転計画も中止せざるをえません。崩壊生物が攻めてくるまでに安全な場所を探さないと……。 ゼーレ でも……どこへ行けばいいんだろう……。 ブローニャ ……。 姫子 これは……。 ブローニャ どうしました、姫子？ ゼーレ あっ！これ、誓約の十字架の霊刀じゃない！まさかテレサ学園長がここに！？ 姫子 ……。 ただのガラクタよ。別に驚くことはないわ。 ゼーレ ちょっと、姫子さん！これってテレサ学園長がまだ生きてるってことでしょ！探さなきゃ！ 姫子 私には関係ないわ。あの人は自分から戦いを放棄したんだもの。もう戦友でもなんでもない。 ゼーレ どうして……。 ブローニャ テレサの能力なら危険はないでしょう。ここに来たのなら、まだ戦う意志があるということです。ですから、きっと戻ってきてくれます。 ゼーレ うん……。 姫子 フン、勝手になさい。 ブローニャ では、今日の調査はここまでにしましょう。日も暮れてきました。帰って今後の計画を立てましょう。 ブローニャ 調査班の報告によると、基地周辺の広い範囲で崩壊生物が姿を消しました。原因は明らかではありませんが、これは態勢を立て直す貴重な機会です。利用しない手はありません。 ただし、崩壊生物の動向については調査を続ける必要があります。姫子は灰蛾部隊を率いて捜索範囲を拡大し、長空市の周囲の状況を調査してください。 姫子 分かった、今夜出発するわ。 ブローニャ それから、長空市の周囲で基地にできそうな候補地を探してきてください。 イザーリン え……どういうこと？引っ越すの？ ブローニャ はい、基地の場所がバレてしまいましたから。それに律者の攻撃をみなさんも見たでしょう。ここはもはや安全ではありません。 イザーリン で、でも！こんなにたくさんの物をどうやって……。 ブローニャ 必要な物だけを持って、あとは放棄しましょう。数日以内に動けるよう、みなさん準備しておいてください。これは早ければ早いほどいいです。 エミザ 言うのは簡単だけどさ……こないだの戦いでの負傷者もまだ回復してないんだ。移動はかなり厳しいぜ。 ブローニャ 分かっています……でもやむを得ないのです……。 ゼーレ はいはい～そんな暗い顔してないで！何か困ったことがあったらゼーレに任せて。みんなの万事屋がここにいるってこと、忘れないで！ ブローニャ ……ありがとう、ゼーレ。今は団結しなければなりません。一緒に生きていくために！ゲッゲホッ！ うう！いたたた……。 ゼーレ あ！目が覚めた！お姉ちゃん、気がついたよ！ ブローニャ どうです？私が誰だか分かりますか？身体は問題ないですか？まだどこか痛みますか？ ゼーレ 待って待って、お姉ちゃん、焦りすぎ！ ■選択肢 ① この光景いつかどこかで見たような気がする。 ② またブローニャに心配かけちゃった。 ゼーレ エヘヘ、前回こうなったときは、お姉ちゃんにこってりしぼられたのにね。 ブローニャ う……すみません、あれはあなたを鍛えるためにやむを得ず……でも、今のあなたはもう十分頼りになります。今回の作戦はあなたのおかげで順調にいきました。最後は危なかったですが、無事で良かったです。 その様子だと命に別状はなさそうですね。丸一日気を失っていたのですよ。本当に良かった。 ゼーレ そうそう、お姉ちゃんは居ても立ってもいられず、ずっとご飯も食べてないんだよ～！ ブローニャ ゼーレ！それは言うなと……ゴホン、目が覚めたのなら簡単に今の状況を説明しましょう。 ME社は、律者の攻撃で激しく損壊しました。兵器工場の損傷も深刻です。ただ、幸いなことに製造ラインの1本は復旧できました。ですから、今回の作戦は無駄なものではありません。この収穫は大きなものです。 どうして、律者が私たちにトドメを刺さなかったのかは分かりません。ただ、依然として楽観視できる状況ではありませんが……。 ……詳細はまた今度にしましょう。意識が戻ったばかりの身体に障ってはいけません。ゆっくり休んでください。万一に備えて、エミザにもう一度検査してもらいましょう。 ゼーレ うん、目が覚める前、表情がとても辛そうでびっくりしたわ。怖い夢でも見たの？ 夢で見たことを話した。 ブローニャ 夢の中で眠っていたキアナが目覚めたのですか……この前遊園地でも芽衣姉……律者に会ったと言ってましたね。これは偶然の一致ではなさそうです。 本当に不思議です。まだ記憶も回復していないのに、そのような奇妙な光景を見るなんて。いや、記憶がないからでしょうか。 どういうことかは分かりませんが、きっと何かの暗示でしょう……何だか悪い予感がします。 ゼーレ、姫子に伝えてください。一緒に周囲を調べてみましょう。もしかしたら、脅威はすぐそこまで来ているかもしれません。 ゼーレ 分かったわ、お姉ちゃん。 ■選択肢 ① どうか私も連れてって。 ② すぐに支度するから。 ブローニャ あなたは行かなくていいです。今は身体を休めるのが先決です。よく休んでください。 ゼーレ ん～、どうしても行きたいって目つきだよ。今基地の周囲は珍しく安全だし、少し外に出て動いてもいいんじゃない？ずっと寝ていたら身体がなまっちゃうでしょ？ ブローニャ ……わかりました、では、一緒に行きましょう。あなたの夢が現実になるなら、ブローニャたちには気づけないような違和感を見つけられるかもしれません。 ただ、くれぐれも無理はしないように。……実は崩壊生物の動きが不穏なのです。 ■選択肢 ① ゼーレが言ってた、珍しく安全っていうのは？ ② 崩壊生物の動きが不穏って？ ブローニャ あなたが気を失っている間に、基地周辺の崩壊生物が姿を消しました。何かの予兆かもしれません。もし危険があれば即撤退をします。 一体、崩壊生物に何が……まるで消滅してしまったかのよう。 ゼーレ やっぱり崩壊生物の痕跡はないね。こう静かだと慣れなくて不気味だね。嵐の前の静けさのような……。 ブローニャ ええ、基地の場所はバレてしまいましたし、今のME社の状態では当初の移転計画も中止せざるをえません。崩壊生物が攻めてくるまでに安全な場所を探さないと……。 ゼーレ でも……どこへ行けばいいんだろう……。 ブローニャ ……。 姫子 これは……。 ブローニャ どうしました、姫子？ ゼーレ あっ！これ、誓約の十字架の霊刀じゃない！まさかテレサ学園長がここに！？ 姫子 ……。 ただのガラクタよ。別に驚くことはないわ。 ゼーレ ちょっと、姫子さん！これってテレサ学園長がまだ生きてるってことでしょ！探さなきゃ！ 姫子 私には関係ないわ。あの人は自分から戦いを放棄したんだもの。もう戦友でもなんでもない。 ゼーレ どうして……。 ブローニャ テレサの能力なら危険はないでしょう。ここに来たのなら、まだ戦う意志があるということです。ですから、きっと戻ってきてくれます。 ゼーレ うん……。 姫子 フン、勝手になさい。 ブローニャ では、今日の調査はここまでにしましょう。日も暮れてきました。帰って今後の計画を立てましょう。 ブローニャ 調査班の報告によると、基地周辺の広い範囲で崩壊生物が姿を消しました。原因は明らかではありませんが、これは態勢を立て直す貴重な機会です。利用しない手はありません。 ただし、崩壊生物の動向については調査を続ける必要があります。姫子は灰蛾部隊を率いて捜索範囲を拡大し、長空市の周囲の状況を調査してください。 姫子 分かった、今夜出発するわ。 ブローニャ それから、長空市の周囲で基地にできそうな候補地を探してきてください。 イザーリン え……どういうこと？引っ越すの？ ブローニャ はい、基地の場所がバレてしまいましたから。それに律者の攻撃をみなさんも見たでしょう。ここはもはや安全ではありません。 イザーリン で、でも！こんなにたくさんの物をどうやって……。 ブローニャ 必要な物だけを持って、あとは放棄しましょう。数日以内に動けるよう、みなさん準備しておいてください。これは早ければ早いほどいいです。 エミザ 言うのは簡単だけどさ……こないだの戦いでの負傷者もまだ回復してないんだ。移動はかなり厳しいぜ。 ブローニャ 分かっています……でもやむを得ないのです……。 ゼーレ はいはい～そんな暗い顔してないで！何か困ったことがあったらゼーレに任せて。みんなの万事屋がここにいるってこと、忘れないで！ ブローニャ ……ありがとう、ゼーレ。今は団結しなければなりません。一緒に生きていくために！
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「サバンナを吹き抜ける風のように 静かに素早く移動せよ 敵が目を覚ます前に、その胸に槍をつきたててやるのだ」 ―――あるリザードマンの狩人 概要： 恐竜が絶滅しなかった地球から転移してきた大陸 広大な赤茶けた大地をサバンナベルトが横切り、無数の巨岩が大地に突き立つ。 これらは純度の高いエキゾチックな鉱物資源を含む巨大隕石の破片である 主な住民はリザードマンで、恐竜を家畜にして原始的な狩猟牧畜生活を営む 文明は甚だ原始的だが不思議と性能の高い武具や呪術が侵略者を退けている 【スレで出たネタ】 サウロッカに存在する巨岩の群れ それこそ太古の昔に落ちてきた隕石の欠片であり、そこには超常の力が眠っているとされる 最近エル・ゲスイドではとある噂が流れている 出所は定かではないが、サウロッカ大陸の隕石…その主成分が賢者の石の材料の一つである、と 錬金術の究極、未知なる扉を開く秘宝、しかしそれを完成させたのは始祖サルバドールのみであり、その製法は未だ闇の中である 錬金術マフィアはさっそく私兵をサウロッカに送り込むことを決定した… 時を同じくしてアスードの魔法研究院では興味深いレポートが話題になっていた サウロッカの隕石に魔法の効果を高める成分が含まれており一種のブースターとして使える可能性がある、と 錬金術マフィアの動向を察知していた政府は遅れをとるまいと部隊をサウロッカへと送り込む そしてサウロッカを略奪者から守るべくリザードマン達は奮い立つ かくして広大な大陸を舞台に三者三様の思惑を持ち戦いが始まった… 【メモ】 場所候補：アフリカとかオーストラリアとか
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フォルティスの転移 封緘も使い手は確かソーニャだけだから別に設定が変わってはいないんじゃないかな？効果が違うのは転移をRPGのシステムに強引に落とし込んだ結果やと思う - 名無しさん (2024-04-23 12 39 44)
https://w.atwiki.jp/sunnyjourney/pages/87.html
★2022年11月12日公開動画 婚約中の彼女がすい臓癌であと2年と言われました…。【車中泊日本一周中断】 https //youtu.be/iQfQwHTLCnA?si=mojEUPW30ZxUg6XN （00 46～）「PET検査の結果としましては膵臓の周りのリンパ節と、あとちょっと離れた鎖骨のあたり、どっちだったか忘れちゃったんですけどこっちかな、鎖骨のあたりに転移が見られた」
https://w.atwiki.jp/tenisekai/pages/22.html
「エル・ゲスイドで遊ぼう この世の天国 エル・ゲスイドで遊ぼう クスリもオンナも安くていい国」 ―――スプロール地区の看板より 「ひょえーっ、オイラ合成品じゃないパンなんてはじめて食ったよ！こっちのリンゴもすげぇおいしいよ！ ね、ね、おじさんは錬金術師？どんなドラッグを混ぜたらこんなウマいものができるのか教えてくれよお！」 ―――食いしん坊な密航者 概要： 錬金術が大きな発展を遂げた、ネズミ族を主な住民とする国家 富裕層と貧民の格差が大きく、人口増加と劣悪な居住環境に悩まされている 詳細： 転移世界・中米沿岸を占拠する混沌とした都市群、エル・ゲスイド。 この国を覆う黒い（ときに紫やオレンジ色の！）煙霧は、種々の有害な化学物質がカクテルのように入り混じった酸性のスモッグだ。 薄暗い路地を行き交う住民は皆ガスマスクで顔を覆い隠し、これなしで外気を吸い込むことは自殺に等しいとすら言われている。 およそ生物の居住に適しているとは言いがたい環境だが、この小さな国に住まう多様な住民の数はおよそ数千万人を下らない。 行政局も増加する人口を数え上げる気をとっくになくしており、住民の大半は建物が密集するスラムに押し込められている。 河川と下水道の汚染はさらに深刻であり、スライムや巨大ゴキブリといったクリーチャーの目撃例は枚挙に暇がない。 増加する人口と劣悪な居住環境。これがエル・ゲスイドが過密国家と呼ばれる所以なのだ。 この国の歴史を簡単に語るなら、それは始祖錬金術師サルバドールによる発明の歴史と言っても過言ではないだろう。 正確な年代は不明だが、彼が発明したものには無機物から練成される合成チーズ、火のように燃えるエナジーウォーターなどがある。 錬金術による産業革命と、食料問題、エネルギー問題の解決がほぼ同時に起こった結果、中世的であった文明は急速に進歩し始めた。 封建領主たちの戦乱に疲れた旧大陸を置き去りに、新大陸への開拓事業が錬金術ギルドにより進められたのである。 ところが、植民地から新たに独立したこの国は、錬金術師たちが思い描いた通りのユートピアにはならなかった。 錬金術の副産物による深刻な環境汚染、錬金術マフィアによる合成麻薬の流通…進歩と堕落はまさに表裏一体だった。 現在この国の最高権力者であるドン・カルピンチョ大統領も錬金術カルテルの息のかかった人物であると噂されている。 この国は多民族、多種族国家と言ってよく、実に多様な知的種族が入り混じって暮らしている。 支配層は直立したネズミ族で、知性的でお上品な白鼠と、無知で粗暴な貧困層である黒や茶の毛皮の色つき鼠に二分されている。 さらにウサギ族、リス族、モグラ族、先住民族であるヤマアラシ族など、住民の細かいバリエーションは多岐に渡る。 お気づきいただけたろうが、エル・ゲスイドが誕生した地球とは、げっ歯類が知的進化した世界なのだ。 彼らは太古のげっ歯類「エピガウルス」を共通の祖先に持ち、その繁殖力で地球上の資源をくまなく齧りつくしてきた。 サルバドールによる救済がなければ、歯止めない人口増加に伴う食糧危機により、彼らは早晩滅亡していただろう…。 エル・ゲスイドの町並みは大きく二つの地区に分けられる。 一つがこの国の中核をなし、過密スラムが無秩序に広がるスプロール地区。 もう一つが郊外にあって豊かな緑溢れる（少なくともミドリ色ではある）ケミカル・ガーデンである。 スプロール地区は、またの名を貧乏人の巣窟や吹き溜まりとも言って、エル・ゲスイドのほとんどの地区が該当する。 商店や広告看板が安っぽい化学電飾に彩られる他は、隙間なく聳える高層住宅とスモッグのおかげで路地は昼でも薄暗い。 建物の外壁にはエナジーウォーターの流れる配管があり、汚らしい血管は都市の隅々にまで配備されている。 住民はこれをちょちょいと自分の部屋まで拝借して、化学物質を炊事洗濯から冷暖房にまでエネルギー源として利用する。 もちろんこれらの使用料は有料であり、行政局は配管の維持と使用量の徴収に躍起になっているが、財政破綻までにはもう少し時間がかかるだろう。 スプロールで最も大きなビルディングは工場で、合成食料や粗悪な衣料品の生産に子供も含めた多数の労働者が従事している。 こういった正規の仕事のない住民も多く、彼らはスリや路上強盗といった犯罪に走ることもあれば、麻薬で中毒死する者もいる。 女であれば娼婦として手早く稼いだり稼がされたりするし、若者が臓器目当ての人身売買の犠牲になるのもそう珍しいことではない。 政府から時おり配給される合成酒やホムンクルスによる瓶詰めラジオのチープな娯楽番組のおかげで彼らの生きる気力は保たれている。 この国のもう一つの側面である、ケミカル・ガーデンの説明もしておこう。 これらは要するに巨大な温室エリアで、ドーム状構造物と空気清浄機のおかげでスモッグの汚染からとりあえず遠ざけられてはいる。 この地区に住まうのは名だたる富豪や錬金術マフィアのドンのようなエリート層であり、人口比では全国民の１％にも満たない。 彼らはこの樹海に点在する豪華な邸宅で、プールサイドに美女を侍らせてそれはもうゼータクな暮らしを送っているという。 ドーム内の植物はその土地の所有者のセンスに応じて思い思いに変性させられ、自然に囲まれた快適なカントリーライフを演出する。 家畜が草を食む牧歌的な大草原から、人食いサボテンの密林までが入り混じった風景は、この国にやってきた観光客にとっては まあ一見の価値はあるだろう。 この国で貧民層がのし上がるのに必要なものは、勤勉な労働ではなく、自らが錬金術を学びアルケミストとなることである。 だがこれは同時に、過酷な錬金術マフィア同士の抗争に首を突っ込むということをも意味する。 マフィアやカルテルは常に錬金術によって得られる黄金と実験材料を奪い合い、下層民の血と汗から利益を吸い上げているのだ。 誤った知識による爆発事故や怪物化、マフィアによる粛清など、才能と機会に恵まれなかったアルケミストたちの末路は悲惨である。 現状、異世界転移という空前絶後の一大事を真剣に捉えているのはごく一部の政治家のみのようだ。 「我々の錬金術システムをもってすれば国家を維持することも、文明に劣る他国を植民地化することもたやすい」 「キレイな土地への移民事業によって環境問題の解決を図ろう」といった意見が新聞紙上では大勢である。 国外脱出を目論む一部市民たちに対し、政府は特時出国許可証を5000ゲスイドルで販売する方針をとった。 ゲスイド国民軍では有事に備えた追加徴兵が始まっているが、他国との実戦経験が足りないお飾り軍隊という評価は否めない。 ここだけの話、彼らは銃弾を敵に命中させるよりも、太鼓を叩きラッパを吹かす軍事パレードの方が得意なのだ。 【メモ】 ドロヘドロっぽい感じ